やたらにBLな夢を見た

いやどんな夢ってほんとにBL誌のどっかに載ってるんじゃないかみたいな夢を見たんですよ。
キモすぎて起きたんだけど覚えてるうちに設定の若干の穴を埋めながら纏めて見る。興味ある人は続きを

＊BL成分注意

０．基本設定兼登場人物(ほぼ名無し
とある中学校のバスケ部という設定。部室内で生徒とコーチの会話から始まります。

・人物(登場順)
バスケ部コーチ(俺)
　１人称視点人物。主人公とも読み替え可能。大会が終わり、部室に戻る途中、綺麗にラッピングされた箱を顧問教師に渡されたようだ

バスケ部１年A(クールメガネ)
　突然のプレゼント的な箱に困る俺に対して開けちゃいなよ。とか恋だね。とか言うキザい役回り。特にこの話には出てこないが多分バスケ部１年B(やんちゃ)のことが好き

バスケ部１年B（やんちゃ）
　顧問教師が好きな純粋やんちゃボーイ。つんつん頭のような気もする。こいつはこいつで顧問教師にプレゼント渡してたりキモイ

顧問教師（本文中では先生）
　先述のバスケ部１年A（クールメガネ）とキャラ被り気味のクールな先生(メガネではない)でも俺にプレゼントとかクールじゃないだろ。一応監督兼任

＊本文　部室内にて
「っふぅ」
俺は今日の打ち上げに使うジュースの箱を下ろし、部室内の椅子に腰を下ろす
「すみませんコーチ、つき合せちゃって」
部室には同じ様に大量のお菓子の袋を抱えた１年Aの姿があった。
「何、気にすんな。１年２人しかいないんだから、もっと頼ってくれてもいいんだぞ」
俺はそう返しながらももう一人の１年――Bの姿がないことに気付く。
Aもそれに気づいていたのか先に口を開いた
「Bは……また、先生のところかな？ 」
そう言ってため息をつくA。伏し目がちな目にさらに憂いを載せて俯くその姿には少しドキッとする
そのとき、俺がさりげなく机の上に置き、半身で隠していた箱がAの目に入ったようだった。
「コーチ……なんですか？それ」
先ほどまでの憂いはどこへやら。Aは素早い動作で俺の後ろに回り込むとその丁寧にラッピングされた箱を持ち上げる。
「プレゼント……誰かにあげるんですか？」
その問いに俺は嘆息しながら答える
「いや、そもそもマネージャーまで男しかいないのにあげる相手がいないだろ。貰ったんだよ、先生に。『今日はお疲れ様』とか言いながら、」
そのときの先生のあまりに近くに寄った横顔を思い出して俺は少し赤面したが、Aは気づいてないようだった。
「ふぅん。何なんでしょうね。これ」
そう言いながらびりびりと包装を破くA。俺が止める間も無く包装は剥がされ、中の箱が開けられる。
そこには有名ブランドのスニーカーが収められていた。
「わぁ、これめちゃくちゃいい靴ですよ。コーチ羨ましいなぁ」
買えば何万とする靴をひょいと持ち上げしげしげと眺めるA。俺はそれを取り上げ、いそいそと靴を脱ぐ。Aはなにやらニヤニヤと怪しい笑を浮かべ
「お？履くんですか？」
などと聞いてくる
「折角もらったもんだし、おまえが開けちまったし。靴は履くもんだ。履かなきゃ勿体ないだろ」
そして靴を履き替えたタイミングで部室の戸が叩かれる。
「おーい、A。コーチ。そこにいんだろ。打ち上げ始まるから早く来いって先生が」
自分は荷物をほとんど持たずになにやら自分の買い物だけして早々に去っていったBだった。
まぁアイツは先生にゾッコンだから恐らく職員室で話でもしていたのだろう。
もう一度気合を入れ直して荷物を抱え、Aと部室を出る。部室棟の廊下に出ると数歩先でBが早く、早くと手を振り、その向こうを先生が歩いていた。そして先生の足元の真新しい皮靴を俺は見逃しはしなかった。
あれはおそらくBが先生にプレゼントしたものだ。その光景が目に見えるようだった。Bの顔がいつにまして生き生きとしているのがいい証拠だろう。
まぁ俺には関係無い。打ち上げの会場になっているちょっと広めの会議室の扉を開き、俺は声を出す
「皆、お疲れー」

―――

まぁこの辺で目が覚めたんですがね。ちなみに朝６時半頃に起きて、寝直した３０分程度の間くらいに見た夢です。この以前とか以後とか元ネタがあんのかないのかとかは僕には一切わかりません。需要があるかもわかりません。　まぁこんな夢見たよってことで。　いやマジで　ていうかお前ら靴大好きだな。ちなみにBL表現周りを誇張気味にしてあるとかそんなのは一切ありません。ちょっと設定を保管してあるだけです。やばい文章見直しててキモイ（ﾏﾃ