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大人のうさぎ達が話し合いをしている間にハルはずっと考え事をしていました。
そして
「私も大人達のところに連れて行ってくれないかい? 私の考えを伝えなければ」
といいました。
ヨウもヒナタもそれに賛成しました。

そして大人達がいつも話し合いをする、広場にヨウ、ヒナタ、ハルの3羽はやってきました。
竹やぶ中の大人たちが集まって、なにやらわいわい話しています。
「ヒナタ、ヨウ、どうしたんだい? まだ話し合いが終わってないからもう少し待っててくれ」
竹やぶのうさぎ達をまとめているオキナが言いました。
「ハルがみんなに話したいことがあるっていうから、連れてきたの。」
ヒナタはそう答えると、ハルの背中を押して、みんなの前に立たせました。
「えぇと、オホンッ。」
ハルは緊張を押し込めるようにせきばらいをして、話し始めました。
「この竹やぶのうさぎ達はみんないい人達です。月から来た私にこんなに優しくしてくれて、私はとてもうれしい。」
うさぎ達はみんな静かにハルの言葉を聴いていました。
「しかし、みなさんに迷惑をかけるわけにはいきませんから、ここに住んだりはできません。」
ヨウが「なんでなんで?」とわめきだしました。ヒナタはヨウの口を押さえて、ハルに続きを促しました。
「ですが今のままでは私は月に帰ることもできません。ですから、なんとしてもお餅を克服し、月に帰れるようにしなければなりません。」
「そこで、勝手なことを言っているとは思いますが、私が月に帰るまで、この竹やぶにいさせてもらってはどうでしょうか?」
周りのうさぎ達はしばしどよめいていましたが、誰かが「まぁ、そのくらいなら……」と言うと次々に
賛成の声が上がりました。

 かくして、ハルはしばらくの間だけ、この竹やぶにいることになりました。
---to be continued---

ヨウ「……短くない?」
ヒナタ「……短いね。」
ヨウ「あんま細切れにすると読みにくいのにね。」
ヒナタ「どうせネタも構想もつまってるんでしょう。」
ヨウ「だってこれ去年考えたお話なんでしょう?」
ヒナタ「そうね、でも去年の構想と全然違うお話になってるし。」
ヨウ「……ダメジャン」
ヒナタ「……ダメダメね」
ヨウ「またネトゲ再燃してるみたいだしねぇ。」
ヒナタ「今日中に2Lv上げるとか言ってたわね、明日テストなのに。」
2羽「ダメダメだねぇ~」

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